non-hackerの日記

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「歴史のゴミ箱行き」という表現はいつからあったのか?



イラク首相、モスルでの勝利を正式に宣言

先日、イラク国軍がISISを国内から殲滅したようで、イラクの首相がその勝利宣言を行っていました

www.bbc.com

日本では、呼称が一定せず イスラム国 → ISIS → ダーイシュ のような流れで報道が推移してましたが。いずれシリアにいるISISの残存勢力も米軍やロシア軍によって同様に殲滅される運びになるでしょう。

イラク戦争終結

イラク戦争 - Wikipedia

ちょっと思い出してほしいのですが、イラクがここまで政情不安定になったのは元はと言えばブッシュがイラクに喧嘩を売ったから。初戦でフセインをボコったのはいいが、ベトナム戦争よろしく占領政策がうまくいかず、結局ちゃんとイラクが国として再興したのは2011年12月のイラクでの大規模戦闘終結宣言以降でしょう。2003年5月から始まった戦争が2011年12月でようやく終わる…9年ぐらい戦ってたということです。しかも、2011年以降もISISのような輩がイラクを荒らし回ったので、米軍も何もしてないわけがなくいつまでもズルズルと戦争をしていたことになります。なんか日中戦争時の日本っぽい。

このイラク情勢は、ブッシュが去った後もオバマが中東情勢の尻拭いを行い、その結果としてアメリカファーストのトランプが出てきた遠因にもなっています。トランプはどっちかって言うとモンロー主義*1的な感じを思い描いているのではないかなと思います。もうイラク戦争のような出費、というより自国の軍の出血をしたくないという感じでしょう。

まあ、なにはともあれ、この戦争でイラクとイランが協力してISISを共通の敵として認識し戦ったのはよかったのかもしれません。イラクが1つの独立国として平和に育っていくことを願ってやみません。少なくとも、アメリカは孤立主義にシフトしつつあるし、シェールガスが発明されたことでこれ以上中東に関わる理由もないのでした。

「歴史のゴミ箱行き」という表現

ようやく本題

この、「歴史のゴミ箱行き」って表現いつからあるんでしょうね?Twitterでも「この表現欧米でも多いよね」というツイが散見されました。

“dustbin of history

それで、「歴史のゴミ箱」とかを英語に直して検索してたらいろいろソースを見つけました。 Ash heap of history - Wikipedia

“ash heap of history” (or “dustbin of history”) という表現は人物、出来事、物、イデオロギーなどがその価値を歴史的に失ったことを比喩的に指すものです。

使用例:トロツキーの演説

レフ・トロツキー - Wikipedia から引用

この表現の有名な使用例はロシア革命時にレフ・トロツキーがメンシェビキを指して言った:「お前たちは哀れで、孤立した個人の集団だ!おまえたちは破産した。おまえたちの役割は終わった。おまえたちはこれから歴史のごみ箱行きだ」*2という言葉で、1917年10月25日のペトログラードでの第二回ソビエト大会でメンシェビキに対する返答としてこの言葉が残っている。これにより、ボリシェビキロシア共産党を支配することになる。

使用例:ロナルド・レーガンの演説

1982年6月8日の英国下院議会でのスピーチにて、当時の米国大統領ロナルド・レーガンはこう言った「自由と民主主義によりマルクス主義レーニン主義は歴史のゴミ箱に打ち捨てられるでしょう」

この演説はYouTubeで見れます。

www.youtube.com

レーガントロツキーの演説内容を知っていたのでしょうか?だとしたら大した皮肉です(トロツキーは途中で暗殺されてるけど…)。

使用例:ジョッシュ・アーニスト報道官

www.washingtonexaminer.com

トランプ大統領の行ってきた政策について、その質が歴史のゴミ箱並だとこき下ろしています。(ジョッシュさんはオバマ大統領のときからホワイトハウスの報道官なのです)

感想

ぼくも歴史のゴミ箱使いたい